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貧乳ヒメと書かない作家

第30章 初版本にみる家族の絆

千春は興奮気味に

「あの小説ってフィクションじゃなかったのね?」
といった。

「あ、もしかして俺が書いたやつ?
なんだ。あれ読んだことあるのか」

千春が言っている小説は、千春が
まだ小学生の時に読んだ、
一風変わった家族を描いた作品の
事だ。



※7章「言えないキモチ」参照。



千春が桐生に興味を持つきっかけ
となった小説だった。

その頃は題名読めなかったけど…。


「んーまあ、事実を元にしたフィクションってやつかな」


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