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貧乳ヒメと書かない作家

第1章 初めましてっ!

「すみません…桐生先生ー?」千春は恐る恐る声を掛けた。

「はーぃ?!」

返事が来た。男の人の声だ。

するとドタバタと駆けてくる足がして背の高い細身の男性が姿を出した。

「女の子だっ!」


キラキラした目の大男。


千春はそんな印象をもった。

その人は千春を見るなり、

「んっ?ガキ?」と言った。


その人は初対面の私に、それも1番気にしていることをさらっと言ってのけた。

千春は思わずイライラといた口調で
「編集長に様子見てこいっていわれたんです!
桐生先生はどこですかっ」

「おーぅ、そんな吠えるなよ。可愛いベビーフェイスが台無しだぜ?まぁはいれよ」

馴れ馴れしい口調でそいつは言った。

千春はしかめっ面で奥へと進んでいった。

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