貧乳ヒメと書かない作家
第11章 追求する本能
如月はキスをしようと松田に再度近付いた。
眼鏡を外した松田は元々童顔なのでより若く見えたがさっきまでと目が違っていた。
「松田さ…ンン!!」
如月より先に松田がキスしてきたかと思うと、
如月は押し倒されてしまっていた。
松田の荒々しいキスに予想外だったこともあり、如月はついていけず、時折
「はぁっ…ふぅ…」
と息を漏らしていた。
キスをしながら松田の右手が如月のたわわな胸にかぶさり
下から上へ持ち上げるように揉んでいた。
何度か繰り返すと松田はゆっくり如月から離れた。
「はぁっはぁっはぁっ」
如月がそのまま、息を整えようとしていると
松田はそっと手を差し伸べた。
「床じゃなんですから
理想はお姫様抱っこしたかったんですけどね」
なんて無邪気そのものの笑顔で言った。
「あら…」
如月は松田の変貌に戸惑いながらも
その手につかまり、ベッドに腰掛けた。