テキストサイズ

貧乳ヒメと書かない作家

第11章 追求する本能

松田は如月の隣に座り一息いれていた。


というか


迷っていた。


このまま抱いていいのか。

とか考えながら如月をみみると


すでにブラジャー姿になっている…


「…優しくしてね?」

といってベッドに横になっていた。

問題ないようですね…。

松田はパンツ以外を脱ぐと、几帳面にベッドの脇に脱いだ物を畳んで置いた。

その様子を見て如月は面白そうに微笑んでいる。

僕なんかで如月先生を満足させる自信はないけど…。

「……し!」

松田は如月におおいかぶさるようになり、軽いキスをした。如月の唇は柔く受け入れてくれた。

「好きにしていいからね」如月が囁くように言った。

好きにしていいって…。


その曖昧な言葉に松田の中で何かが弾けた。


もう一度唇な軽くキスを落す。今度は唇ではなく、白い肌に薄っすらと青白い血管の通る首筋にだ。

首筋に顔を近づけると、如月の女性らしい香りが鼻をくすぐった。それだけで、とろけそうなフェロモンだ。ドキドキが、高まる。

同時に松田の息がかかり、如月はこそばゆいそうにふふっと笑う。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ