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君が妹で良かった

第1章 春


祐「おはよ、母さん」

母「おはよー、さー食った食った」

祐「ん、佳奈は?」

母「鏡の前で頑張ってる」

祐「へぇ~、珍し」

母「彼氏でもできたんかね」

祐「っ…そうかもな」

佳「お~い、聞こえてんぞ~」

母「くすっ、あんな言葉使いじゃ彼氏なんかできないわね」

祐「そうだな」

佳「う~る~さ~い~、それにお兄ちゃんだって彼女いないじゃん」

祐「俺は別にいらないし」

佳「私だって…」

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