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素直になろうよ

第14章 つなぐ気持ち

何も言葉はなかった。



好きだなぁってまた思った。

泣いてる顔もすごく好きだ。

心配してくれたんだろうな。

泣くほどって、相当だよなぁ。




言葉もなく、どれくらい見つめあっていたんだろう。
内海課長がゆっくりと動いた。
ベッドの傍に両手をついて、顔をどんどん近づけて来る。

視界が課長の顔で覆われた。



とても30歳には見えないなぁ。

やっぱり綺麗な顔だ・・

課長の唇、柔らかいなぁ・・・

・・・・・・。










ん?


唇?


柔らかいって・・・






き、キスして・・・・る!

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