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素直になろうよ

第3章 期待と勘違いと諦めと未練-恋なんてそんなもの

俺が口を開きかけた時。


内海課長の顔が、ぐっと近づいてきた。



「だからな、加瀬宮」



や、ちょっ、ここ居酒屋だし!


そんな・・・


だって・・・




頬を両手でぷにっと挟まれ、真剣な表情の内海が見えた。







「片思いの彼女に、告白しろ」







チーン・・・

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