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素直になろうよ

第5章 俺の恋の欠片

内海課長と二人で飲みに行ったあの日からすでに半年。


そりゃもう思いっきり部下と上司の関係で、それが崩れることは欠片すらない。



もうこの先、あの人とどうにかなる、なんて大それたことは決して起きない、と諦めてしまった自分もいる。



ただ。




傍にいる。




同じフロアで、同じ仕事をして、同じものを目指す。




それだけでも、本当に十分に幸せなんだと。

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