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妄想しながら素直になろうよ

第1章 遅刻で妄想

誰もが憂鬱な月曜日。
更に憂鬱な事に、毎週行われる朝礼では、話の長い営業部長のご高説が続いている。
普段の就業時刻より30分も早く出社しなければならない月曜日は、眠さも加わりだるいったらありゃしない。

しかも今日の朝礼には内海課長の姿がない。
どうしたんだろう・・
心配でそわそわし始めた頃、オフィスのドアが勢いよくあいて、麗しの内海課長が姿を現した。

「すみません!遅れました!」
珍しく、普段遅刻なんかしたことない課長が、息も荒く駆け込んできた。

いや、もう、なんつうの?
髪が少し乱れて、汗なんか首筋を伝ってて。
走ってきたのか、顔も少し赤らんでいる。

俺の隣で、息を殺しながらはぁはぁしてる。


いや、それ、あれですよ。

うん。

壮絶に、エロい!


脳内妄想ワールドへ、ワープ!!

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