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妄想しながら素直になろうよ

第4章 子猫で妄想

会社からの帰り道。

マンションの脇の花壇から微かな鳴き声がした。
「ニャー・・ニャー」
小さなその声は今にも消え入りそうで。
鳴き声の主を探して視線を落とすと、生まれたばかりの子猫だろうか、3匹が身を寄せ合ってかたまっていた。

「かーわいい」
手を伸ばそうとしたら、脇から母親猫だろうか随分野太い声で威嚇されてしまった。
「ああ、大丈夫。何もしないよ」

猫に話しかける自分に少し笑えたが、手を引っ込めて、しばらく子猫を眺めていた。


可愛い・・

ニャーニャー鳴くのも、丸くなってるのも、とにかく可愛い。
尻尾フリフリ・・

癒されるなぁ。





そして、ピンときた。


妄想ワールドいってきます!

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