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妄想しながら素直になろうよ

第1章 遅刻で妄想

はっと、我に返ると朝礼はすでに終わりの挨拶になっていた。

妄想ワールドのせいで、俺の息子は力強くズボンにテントを張っている。
前かがみになりつつも、内海課長を盗み見ると、いつものようにニコニコと笑顔を浮かべていた。

課長は笑顔もすごくかわいいけど、やっぱり泣き顔が一番かわいい!
なんて内心で叫んでる俺のことを、知る人はいない。


そう、実は俺、妄想族の総長。
そんな俺の純愛、舐めんなよ!

そこんとこ夜露死苦!!

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