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妄想しながら素直になろうよ

第7章 ラッシュで妄想

なんか・・課長おかしいな。
もしかして・・・。



痴漢にあってる?!


心は焦るばかりで、身体はなかなか進まない。





あんな可愛い、どう見ても学生にしか見えない課長だし。
冗談じゃない。
俺以外の奴が課長に触れるなんて、ありえねぇ!

沸騰しそうなほどの怒りが生まれ、乱暴に人の波をかき分け内海の後方にたどり着いた。



「か・・・」

声を掛けようとした。
なのに、一瞬見えた内海の横顔は。

感じてる時の表情で。

俺は言葉を失った。

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