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妄想しながら素直になろうよ

第8章 ファンタジーで妄想

「王子、今のがあんたの生気ですよ。この子達はそれを餌に成長していくんです」


内海は涙をいっぱいに溜めた目で俺を見た。


「喰う・・って・・」


「力を貸してくれるんですよね?」


内海はゆっくりと目を閉じて、確かにうなづいた。

「俺がここでちゃんとあんたの事を見てますから」



内海の目尻から一筋涙が伝い落ちた。

「加瀬・・宮・・手を・・・」


両手足を拘束していた蔦を退かせて、しどけなく横たわる内海に歩み寄る。
そばに膝を着き、内海の手をそっと握った。



「あんたは、俺を惑わす唯一の人間ですね」

俺の言葉に、内海は柔らかく微笑んだ。


パチンと指を鳴らし、俺も微笑んだ。





再び蔦が伸びてきて、胸の突起を弾き、転がし、摘まんで吸い付く。
蔦が乳首の先に潜り込もうとグリグリ先端を抉る。


「ああっぁぁっ・・やぁっ・・それ、やめ・・ぅぁぁ」


蔦はそれ自体が学習する様で、胸を嬲ると中心から蜜がより出て来る事を知っていた。
快感を与えれば与えるだけより濃い蜜が溢れる事を知っていた。

へそに潜り込み、脇腹を撫で、膝裏を舐める。
その度、精が溢れてくる。


「あっ・・あっ・・んぁっ・・やぁっ」


溢れる生気を吸い取ろうと、何度も何度も太い蔦が内海を咥える。
ちゅるっと音を立てながら吸引されると、痛みにも似た激しい快感が内海の身体を駆け巡った。


「あああっ・・やっ・・でちゃ・・ぅ・・ふぁぁっん・・!」


「いいですよ。王子のいく時の顔、とても可愛い」

耳元で囁くと、大きく体を跳ねさせた。

蔦が内海の熱を全て頬張り、中のぼこぼこした粘膜がそれを圧迫する。



「ぅっはぁぁぁ!やぁっ・・っっっ!」




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