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妄想しながら素直になろうよ

第8章 ファンタジーで妄想

喰われる痛みを想像していたのだろうか。
全く違う感覚に、内海は目を見開いて困惑していた。


「その感覚に流されて大丈夫ですよ。気持ちいいでしょう?」


「あっ、だって・・なに・・やだ・・っぁふ・・」


両方の胸の尖りは、違う種類の感覚を与えられ、それは鋭い快感となって内海の神経を刺激し続ける。

その間も、首筋や脇腹を無数の蔦が撫でていき鳥肌が立つほどの感覚をばら撒かれていた。


「まっ、て・・俺・・こんな・・な、んで・・」


おぞましいはずの感覚は、確実に快感にすり替わり、内海は震えるように身悶える。


「いい眺めですよ。見ててあげますから、思いっきり乱れていいですよ」


「あっ!やだぁ・・みな・・でぇ・・やぁっ・・っはん・・かせ、みやぁ・・み、ないでぇ・・」


羞恥に肌を赤く染め、首を左右にブンブンと振り続ける。
俺はそばの木の幹に腰を下ろし、その痴態を舐めるように眺めていた。


再びパチンと指を鳴らす。


腰の辺りを拘束していた蔦が緩み、大きく広げられた足の中心に数本が伝う。

兆しを見せて立ち上がっているモノに、緩く絡みつく。


「あっっぁぁ!やっ、やだ・・っふ・・ぁぁっ・・」

ロープ程の太さの蔦が根元の方から巻きつくように先端を目指す。
袋の方にもさわさわと蔦が巻きつき、内海は拘束されたままの手足をバタつかせた。


「やだ!やめ・・かせ、みやっ・・っぁぁぁっ・・」


トロリと内海の先端から粘液がこぼれ落ちた。

その瞬間、無数の蔦が一斉にその蜜をめがけ這い上がってきた。


「ひっぁぁぁぁぁ!だめっ・・やぁっ・・っんんぅ・・」


先端に穴の空いた腕程の太い蔦が、まるで飲み込むようにその熱棒をまるごと吸い込んだ。


「いやぁぁぁぁっっ!っだめっ!やだっ!っんはっ・・ぁぁっ」



ビクンと大きく身体をしなわせ、内海は頂点に達していた。

「やっ、も・・っん・・ぁぁっ・・やめ・・」


吐き出された白濁を蔦は全て吸い込んだ。

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