テキストサイズ

カイザー・ロボット

第6章 初指令!怪ロボットを倒せ!

〔ファイヤー・カイザー〕が必殺技《ファイヤー・ドラゴン》を放つと、巨大ロボットは大きく燃え上がり、爆発した。
その巨大ロボットを操縦していた犯人は生きており、〔コメット警察〕に現行犯逮捕された。
〔ファイヤー・カイザー〕が巨大ロボットを倒すと街の人々は歓喜に湧き、その評判はやがて街中に知れ渡る事になったのは言うまでもない。
巨大ロボットに全く歯が立たなかった〔コメット警察〕の森口警部も〔ファイヤー・カイザー〕の活躍に驚きを隠せなかった。
任務を終えたタツヤと〔ファイヤー・カイザー〕は、歓喜に湧く街人の姿を笑顔で見届けた後、静かに退散したのであった。
研究所へ戻る帰りの上空でタツヤと〔ファイヤー・カイザー〕は会話を交わした。
『ねぇ、〔ファイヤー・カイザー〕。』
『何?』
『君は、巨大ロボットを目の前にして怖くなかったの?』
『そりゃ、怖くないと言ったら嘘になるけど、私には勇気があるからどんな敵が来ようと平気さ。それに………。』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ