テキストサイズ

カイザー・ロボット

第8章 〔アマテラス〕復活

『そうか………〔アマテラス〕の力がそれ程までに強くなっておったか………。だとすると一刻を争う事態になりそうじゃな。』
『はい。』
『で、この事を故郷の父上に知らせたのか?』
『いえ。私は勘当同然で故郷を離れた身。今さら故郷の父に逢うのは、いささか偲びなくて。』
『バカモン!〔アマテラス〕どうこう以前の問題じゃ!今、お主の成すべき事はまず故郷に戻り、父上の雀衣紋殿に10年前の事を詫び、〔アマテラス〕の復活を報せる事じゃ!ヤツが復活したのは半分はお主、そしてもう半分は我が〔嶺岸科学研究所〕の責任じゃからな!』
『わかりました。この〔尾方咲衣紋〕が責任を持って父:雀衣紋に報せます。』『しっかし、弱ったなー。ヤツを倒す為には残り3人のパイロットが必要。しかし、今の所パイロットが決まったのは〔ファイヤー・カイザー〕のみ。1体だけでは、とても〔アマテラス〕には敵わん!何としても残り3人のパイロットを探さねばならん!』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ