テキストサイズ

カイザー・ロボット

第10章 青き冷静のロボット

『達也にも説明したんじゃが、〔カイザー・ロボット〕のパイロットになるには〔パイロット名〕を登録せねばならん。〔パイロット名〕を登録すればロボットは登録されたパイロットの言う事しか聞かなくなるんじゃ。なーに、さほど難しい事じゃないからすぐ終わるぞ!どうじゃ?やってみるか!?』
『はい。やります。』
『よし!その意気じゃ!そうさねー、お前さんには〔ウォーター・カイザー〕が良いかもしれんな。』
『〔ウォーター・カイザー〕?』
『ほれ、〔ファイヤー・カイザー〕の右隣におる青いロボットがそれじゃ。』
『これが………〔ウォーター・カイザー〕………。』
サキがじっと〔ウォーター・カイザー〕を見つめていると
『!!!!!!!!!』
と、全身の鳥肌が立った。
(な、何!?今、急に全身が鳥肌立ったわ!)
『お前さんも感じたようじゃな。それはな、〔ウォーター・カイザー〕がお前さんを呼んでおる何よりの証拠なんじゃ。』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ