テキストサイズ

5人の暴走族と、冷酷少女

第3章 あのひと






そして、抱っこをそっとして、


泣く私の背中をトントンと優しく押した。





『大丈夫。…俺がいる。』





そのまま、歩き出した。




ぐしゃぐしゃになった、顔を、




あの人は優しくぬぐってくれた。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ