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好きだって?

第3章 冷戦

 








「「痛っ」」


「狭山っ、大丈夫?」

「痛えなぁ、どこ見て歩いてんだぁ…
…っ!!」








尻餅をついた俺はぶつかった相手に文句を言いに、顔を上げた。





その後直ぐに後悔した、

顔を上げなければ良かった…と。







みるみるうちに酔いは冷めていく。

俺の目の前にいたのは驚いた顔をした、金髪で爽やかな顔立ちのあいつ、
見間違えるはずもない…


そう…三ヶ月前のあいつ、


俺を抱いた男。





































 

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