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好きだって?

第3章 冷戦










「…ここでいいだろ…」

「…そうだね、」

「……」













今、俺達がいるのは


夜中の公園。





もちろん俺達以外誰もいない。













「………」

「………」










そして、例の二人は今…









「…あなた、さっき腹が立ったって言いましたね」

「…ああ、言ったよ」









そいつが相変わらずの笑顔で晋に問うと、

晋も同じ様に笑った。






だけど、お互い本当の笑顔じゃない。




誰もがそう思うだろう…







二人の間には、なんとも言えない冷たい空気が漂ってるのがわかる。



























 

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