
苦しいほど愛してる…
第6章 選択
みんな一つのテーブルを囲んだ
母「それじゃぁ食べましょうか」
「いただきまーすぅ」
ハムッ…
うまーい。いい感じだわ
あ…そうだ…廃校の事と今度の行き先の高校の事話さなきゃいけなかった。
りさ「ちょっと話があるんだけどいい?」
母「どうしたの?」
父「結婚のことか?俺は反対だぞ!まだこの先何があるか分からないのに娘を嫁になんかいかせられねぇ」
母「なんでそんな話になるのよ!
貴方は黙ってて!」
あはは…
私のお父さんはこんな感じです…
暖かく見守って下さい…笑
母「いいよ。りさ話してごらん?」
りさ「うん…あのね?私が通ってる学校二宮高校が廃校になることが決まったの…」
母「えっ?本当!?」
りさ「うん…」
父「へぇ〜急だなぁ」
りさ「私も思った。それで学校から『転校する学校は芝末高校か別の学校に行ってもらう予定です。それはご家族の方と話し合って決めて下さい』って言われたの」
母「そうなの…」
りさ「うん…」
父「それでお前はどこの高校に行きたいんだ?」
りさ「えっ?だって芝末高校しかないでしょ?」
