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禁断の恋は寮の中でー

第4章 ノブとハル

あからさまに
嫌な顔をする俺の頭を

龍舞はまた撫でた。


「そんな嫌な顔すんなって!

ノブ、
台本見して~」


「うん!」


ノブは笑顔のまま
台本を龍舞に渡す。


「…じゃ、じゃあ俺も…」


「克樹は、授業受けてきな!

大久保、
すっごい怒ってたよ?」


俺の言葉に顔がひきつる克樹。

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