無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「よっしゃ。
だいたいはわかった。

ノブ、俺がノブの役で
相手役はハルちゃんがやるから、

しっかり見てろよ！」


龍舞の気合いの入った声に、
ノブは何度もコクコクとうなずいた。


「ハぁルちゃんっ
ここ、座って？」


いつものように笑う龍舞だけど、なんかいつもと違う。

やっぱり演技をするからかな…？

ポンポンと叩いて龍舞が示したのは、龍舞の股の間。


ボッと顔が赤くなる。


これじゃあ
ほんとに恋人みたいだ。


黙って龍舞の股の間に座ると、

龍舞は俺から少し離れた
机の上に
台本を置いてくれた。