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禁断の恋は寮の中でー

第4章 ノブとハル


台本には確かに
『キス』の文字。


そそそ、そんな
危険な内容だったのかよ…



「クスクスッ。

どうする?
やめたい?」


龍舞はいつもみたいに
鼻筋にシワをよせて笑う。


やめたいに決まってる!


でもそんな簡単に
やめてしまったら、

"そーゆー"仕事が来た時、
きっと俺は
逃げてしまうだろう。


「じゃ…じゃあ…
明日また…やろ…うよ…」


これが俺の精一杯なんだ。

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