テキストサイズ

禁断の恋は寮の中でー

第5章 龍舞と克樹


「ねぇ龍舞!」

「ん?」

「俺さ、演劇とかの
志望なのに

演技すごく下手なんだ…。」


うつむきながら
真剣に話すハル。


悩んでいるのか?

ハルは嘘がうけなさそう
だから、
しょうがないと思うけど。

まぁ言わないけど。


言葉を詰まらせる
ハルの頭を

ポンポンと撫でると、

また怒るように
シワをよせて下から俺を見上げる。


「なんだよ龍…まっ!?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ