ノンケのごとく♂
第2章 漢はホモだち♂が少ない
陽彦「貴様、ひとのッボーラーレ×プ♪の邪魔をするな。そして手を握るな。おおお、漢は攻めるのは好きだが攻められるのは慣れてなーー…」
陽彦「って、あり?」
一瞬動揺していて気付かなかったが、おれには、この長身かつスリムなモデル体型に確かな見覚えがあった。
唯一、覚えの無い箇所といったら長さの変わったその髪型くらい。ミディアムショートからミディアムロングに変更したことでより一層際立つは、彼の中性的な顔立ちと " 中性的な内面 " 。
?「いーい」
こちらの手を放すと、もみあげを耳にかけながら言う!
?「気に入った男の子を見つけたからって、いきなし後ろから触りにかかるような、ズルをしていてはダメよ」
可愛い系ダンジ「ひぃぃ嫌ああああっ!!」
?「漢なら正面切って真っ直ぐ前から ″ 前のほう ″ を攻めてあげないとオカズに対して失礼でしょ、うふふン」
前のほう(はっきり書かなくても解るよね♂)を触られた彼が、学食の出口めがけ走り去って行く! それを手を振り見送るポコチン触った側の彼を見て、漢は懐かしさと安堵感に覆われた。
陽彦「涼姉(りょオネエ)、久しぶりっ」