
永遠(トワ)に愛す
第3章 …運命(サダメ)…
行きたい所って…
映画観を後にした2人は、とある部屋にいた…
まあまあ広めの部屋には、浴室・トイレ・テレビ・冷蔵庫に大きめのベッドがあり‥エロい雰囲気の内装だ。
「緊張してるのか?」
「だっだって…ホっ‥ホ テルなんて初めてで‥ ‥‥」
「俺も‥こういう所は初 めてだ」
軽々とりんをお姫様だっこした響夜は、目の前のベッドに寝かせると‥その上に覆い被さった‥‥
「緊張なんて忘れるくら い
感じさせてやる‥‥」
なんか‥今日の響夜… いつもよりカッコよく 見えるっ…
まあ‥いつもカッコイ イけど今日は特にっ ‥‥
異常なほど胸が高鳴り‥その完璧な美貌を見つめた‥‥
ゆっくりと唇が重なり‥手は制服を乱していく‥‥‥
「んんっ‥‥ふっ…あっ ‥‥んっ‥‥」
ホテルだからかなぁ… ?
ドキドキし過ぎて苦し い‥‥
「キスしただけで‥もう 息上がってるぞ
気絶しないように手加 減しないとな‥‥」
そう言って胸に唇を寄せ‥手は太ももを伝っていった―――
「あぁっ…あっ‥‥」
手加減するどころかっ ‥‥
「響‥夜ぁ‥‥あっ…」
激しい快楽に体をビクつかせ‥吐息を漏らした‥‥‥
「ハァー…暑いな‥‥」
息を乱しながらそう言うと‥Yシャツを脱ぎ捨て、ベルトに手をかけた―――
何度見ても‥綺麗な体 っ‥‥
「そろそろ‥お前を感じ たい‥‥」
求めるような眼差しで見つめられ‥気が遠のくなるような快楽が体を支配した―――
「あぁっ!!…はぁっ… …あっ!!響‥夜っ… あぁっ‥‥!!」
「りんっ…愛してるっ」
わたしの全てを欲しが っているような
鋭くて真っ直ぐな目…
全身で…響夜の想いが 伝わってくる―――… ……
