
永遠(トワ)に愛す
第4章 …想い…
ドキドキの朝食を終えたりんは、部屋のベッドに寝そべっていた。
ハァーー…
緊張しっぱなしで疲れ たぁ‥‥
響夜が帰って来るまで まだまだだし…
その間‥なにしてよう ‥‥
「りん様
少し話しがあるのです が‥入ってもよろしい ですか?」
ドア越しから聞こえてきたシンの声に‥りんは慌てて体を起こし、ベッドに座り直した。
「どっどうぞっ…」
「失礼します」
部屋に入ってきたシンは、いつもの白いスーツから…
細身の白いジーンズに白いYシャツと‥見慣れない服装に、りんは目を丸くさせた。
「その格好…どうしたん ですかっ…?」
「どこか変ですか?」
「いっいえっ
スーツ姿しか見たこと なかったから
ちょっとびっくりして っ」
変どころか…むしろカ ッコ良すぎっ
「りん様が暇そうでした ら
どこかに連れて行くよ うにと‥響夜様からい われていたので
行きたい所があれば言 って下さい」
「えっ…」
急に言われても‥‥
「…あっ!
じゃあ―――」
りんとシンは、街にある若者向けの服が並んでいる店にいて‥周りの女の子達は、シンに熱い視線を送っていた。
「このワンピースカワイ イ♪」
「服なら屋敷にたくさん あるのでは?」
「まぁ…
でも‥露出系のしかな いから普通のが欲しく て…」
「それもそうですね
りん様は可愛いので
どんなものでも似合う と思います
このような服なんかも どうでしょうか?」
そう言って、シンは超ミニのフリフリのスカートを手に取った。
