
永遠(トワ)に愛す
第4章 …想い…
「はぁーーっ!!
もうおなかいっぱいっ !」
朝食を終え部屋に戻ったりんは、バフンッとベッドに倒れ込んだ。
やっぱり2食はきつい ‥‥
あんな状況だったから なんとか全部食べたけ ど…
毎朝続いたら確実に太 っちゃう
「食べてすぐ寝ない方が いいぞ」
っ!?
突然耳元で低く色っぽい声が囁かれ、りんは驚いて勢いよく体を起こした―――
「響夜っ」
毎回心臓に悪い…
「暇ならどこかに行くか ?」
「えっ!?行きたいっ! 」
響夜と二回目のデート っ♪
「行くのは夜からだ
それまでは―――」
いきなり押し倒され‥気付いた時には完璧な体が覆い被さっていた‥‥
「あっ…響夜…?」
「俺と‥ベッドの中だ」
その言葉に、りんの胸は一気に高鳴り‥その鋭い眼差しから目が離せなくなってしまった‥‥
「これから日が落ちるま で…覚悟しろよ」
えっ…
唇が重ねられ‥荒っぽく胸を掴まれた―――
「んっ…ん‥ふっ‥‥」
今日の響夜‥変っ…
乱暴で…それに…
目がちょっと怖いっ
「響‥夜っ…響夜っっ」
「どうした」
「…お願いだから…
痛くしないでっ‥‥」
「安心しろ
痛いどころか‥何度も 気絶するほどの快楽を 与えてやる‥‥」
そう不適な笑みを浮かべると、今度は胸元へ唇を滑らせ‥手は太ももを伝っていった‥‥
「あぁっ‥‥あっ…んっ ‥‥」
やっぱり変だっ
一瞬‥悪魔に見えた気 がするっ…
