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永遠(トワ)に愛す

第5章 …命を狙う者・守る者…

 
 
 知らない人に注目され てすごい緊張したけど …
 なんだかんだ楽しかっ たなぁ~
 
 
屋敷に戻ったりんは、ひとりお風呂に浸かっていた。
 
 
 麗華さんは‥本当にわ たしのこと殺そうとし てるのかな…?
 いまいち実感がないけ ど‥‥
 
 …でも…
 わたしが邪魔なのは確 ‥かだよね…
 わたしがいなければ… 麗華さんは幸せになれ たのかな…?
 
 
「お前はどこでも悩んで るんだな」
 
「響夜っっ!」
 
 
いつの間にか隣で湯船に浸かっていた響夜に、りんは驚きと恥ずかしさであたふたした。
 
 
 その現れ方ほんとにや めてほしいっ
 
 
「シンと‥随分仲がいい んだな」
 
「え…?」
 
 
いきなり後ろから抱き締められ‥首に唇の感触を感じた…
 
 
「あっ…響夜っ…?」
 
「さすがの俺も‥嫉妬で 狂いそうだった‥‥」 
 
 いつもそういうこと口 に出さないのに…
 …それだけ‥シンさん に嫉妬してるってこと …?
 
「きょっ響夜っ‥こんな とこでっ」
 
「部屋までなんて
 我慢できるわけないだ ろ…」
 
 
湯船に沈んでいた手が下へ伸ばされ‥りんの体はビクッと跳ねた…
 
 
「あっ…ダメっ‥‥あぁ っ…」
 
 なんか‥悪いことして る気分…
 きっと麗華さんがいる から―――
 
 
「余計なこと考えるなん て余裕だな」
 
「そっ‥そんなことっ」 
「俺しか考えられなくし てやる…」
 
 
そう耳元で囁くと…
胸を掴み‥下にある手は激しくりんを攻め始めた―――
 
 
「あぁっ!…んっっ‥‥ 」
 激しすぎて‥頭がおか しくなりそうっ…
 
 
「りん…愛してる‥‥」 
 
低く色っぽい声と甘い言葉が、りんの耳をくすぐり‥体の奥がビクンッと反応した‥‥
 
 
「誰も入れないくらい… 俺で満たしてやる」
 
 
その直後…身震いするくらいの快楽が、りんの体と心を支配した―――
 
 
「あぁっっ!!‥‥はぁ っ…!…響夜ぁっ!! 」
 
「お前の全ては‥俺のも のだ…」
 
「あっっ!…そんなにっ 激しくしないでぇっ! !」
 
 
湯船が激しく波打つ中…何度も唇が重ねられ‥甘い言葉が囁かれた―――……
 
 
 
 
 

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