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プリンセスを護衛

第17章 あなたが犯人です。

力の差は歴然だ。
いくら優馬が大学生でも大人相手じゃ勝てない。ましてや首を締め上げられている今では。
声が出ない。目が霞んできた。視界がぼやける。

その時だった。
相良に飛び掛かった人物がいた。
誰かが相良の蹴りを入れた。
しかし

パンッ

激しい音がした。

「クソッ」

相良の声が聴こえ逃げていく足音が聞こえた。
優馬は意識が遠のきそのまま床に倒れ込んでしまったのだった。

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