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プリンセスを護衛

第19章 今度こそ!

翌日、優馬の家に郵便が届いていた。
黒い封筒に白い文字で「千葉優馬」と書かれていた。
優馬はそれを見た途端、若干青ざめたがすぐに普通の表情に戻した。

「さて、ケリをつけるか。」

夜、呼び出された衣装室に向かった。

「今日はあの小娘はいないのか?」

闇の中から相良の声が聴こえた。

「ああ、美憂には秘密でね。で、何の用だよ?」

「4人を返そうかなって。」

「!!!」

優馬はびっくりしたがすぐにキツイ目で相良を見つめた。

(そんなに素直なはずがない。)

「どうした?喜ばないのか?」

「僕だってバカじゃない。目的があるんだろ。」

「さすがに千葉くんはごまかせないね。」

そのとき闇の中にきらりと光るものが見えた。
そして優馬に向かって突き出してきた。

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