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プリンセスを護衛

第3章 美憂へのドッキリ?

優馬は必死にカーチェイスをしながら頭をフル回転させた。

「僕の空手でどうにかならないかなあ?」

そう言ってハッとした。

(そうだ。僕は美憂のボディーガードだ。こんなんで引っ込むわけにはいかねえだろ!)

優馬は、さらにアクセルを踏み込みながらハンドルを切った。
やがて、看板が見えてきた。
そこにはこう書かれていた。
「100m先 埠頭」
…と。

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