無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

翌日…
４人だけでなく夕人も一緒に京都に居た。

「お礼に一緒に京都に行かない？」

誘ったのは優馬と泉だった。
迷子ワッペンの案も2人の居場所も警察を呼んでくれたのも夕人だった。
感謝してもしきれない。
美憂は少し警戒していたが優馬の説得と泉の説明で納得したようだった。

まず５人は定番の清水寺へ行った。
冬にしては天気が良く暖かい日だった。

「よかった。寒かったらどうしようかと…。」

泉がニッコリ笑う。

「景色もよく見えるし。」

大地が景色を見ながら言う。

「あとで『胎内巡り』したい！」

美憂が言い、優馬はキョトンとした。

「何？それ？」

すると夕人が説明してくれた。