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なんだかんだ言いつつ外に出ると

「ええっ！」

優馬たちは一斉に声を上げた。
優馬と手をつないでたのは美憂ではなく泉で、大地と手をつないでいたのは美憂だった。

「なるほど。本当に暗いと何も分かんないもんだな。」

夕人が1人納得して頷く。

「ゴメン！千葉くん。」

泉は普通に謝り、優馬は真っ赤になり、美憂は騒ぎまくり、大地はどこでどう違ったのか考え込むという思い思いの反応をした。
地主神社では美憂は何を考えているのか恋愛のお守りを買った。

（美憂って好きな子が居るのか？）

優馬は美憂の行動が全く理解不能であった。

てんやわんやの冬休みはこうして終わったのだった。