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プリンセスを護衛

第24章 長編 春には愛媛で

「え?入らないの?」

俊が聞くと優馬はあっさり言った。

「僕、昔行ったんだけどやたら混んでるし、熱いし、高いし。」

「学生らしい答えだな…。」

俊が少し呆れた声を出した。

「ねえ、これ美味しそう!」

泉がショーウィンドウを見ている。
そこにはデカい団子が…!

「ジャンボ坊ちゃん団子…。」

優馬と俊がポカンとすると泉が笑った。

「違うわよ。こっちの小さいやつよ。こんなに大きいの食べれないんだから。」

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