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プリンセスを護衛

第24章 長編 春には愛媛で

~男子の部屋~

「ゴメンな。俺がベッド取っちゃて。」

俊がベッドに座りながら言う。

「いいよ、別に。ただ僕の上に落ちないでくれよ。」

「それは大丈夫だけど。」

俊は笑いながら答えて、横になりながら聞いた。

「優馬、明日はどうするの?」

「明日?伊方か宇和町辺りを考えてる。」

「伊方?」

「佐田岬半島の方。しらす丼とか美味しいよ。宇和町には愛媛の歴史を学ぶにいい博物館があるんだ。2つは無理だからそのどっちかにしようかと思ってる。」

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