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プリンセスを護衛

第24章 長編 春には愛媛で

優馬は相手が体制を整えるより早く飛んだ。
上段回し蹴りが見事にヒットし、相手を倒すことが出来た。
俊の方は一本背負いを見事に決め、相手を押さえつけていた。

「どういうつもりか知らないけど、ミュウに手を出したんだからな。どうする?」

優馬が睨みながら言う。

「成瀬くんを怪我させるところだったし。」

と泉。

「暴行罪及び殺人未遂か?銃刀法違反は確実だし。」

と俊。
刑法違反にはなるから警察に通報すべきだと法学部である優馬と俊は言ったが美憂が止めさせた。結局、相手の狙いも分からなかった。

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