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プリンセスを護衛

第26章 入学式

美憂は自分の部屋でスーツを着て鏡を見てた。
紺色のタイトスカートのスーツに薄ピンクのブラウスを着た姿の自分を見て美憂は顔をしかめた。

「やっぱり似合わないわ。」

仕方なく髪を三つ編みに編み出した。

「こっちの方が私らしいもんね。」

そう言って部屋を出た。
美憂を見た結木は唖然とした。

「お嬢様、いくらなんでも三つ編みは…」

「いいの!」

美憂はそう強く言い張ると入学式が行われる文化会館へ向かった。



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