テキストサイズ

プリンセスを護衛

第30章 映画までの時間

美憂と圭太は映画館に行ったが大分時間が空いていた。

「何する?」

ここの映画館はレストランやゲーセン、カラオケなどがくっついたようになっておりヒマつぶしにはもってこいだった。

「ん?」

美憂は目を丸くした。
茶色い短い髪を風になびかせ、歩いて来た男性。
スラリとした体形。

「優馬?」

優馬は呼ばれ、顔を上げた。

「ミュウ?何してるんだ?」

圭太は美憂の顔を不思議そうに見る。

「知り合い?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ