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プリンセスを護衛

第36章 長編 大学生の夏はちょっと贅沢?

「うん。高いから。」

「ここぞとばかりにな…。」

俊がため息を吐く。
優がクスリと笑った。
優馬はアイスティーとミルクティーのペットボトルを1本ずつ買った。
俊が言った。

「アイスティーは優馬のだろ?ミルクティーは美憂ちゃんのか?」

「ん?うん。そうだけど?」

優馬が俊がこんな分かり切ったことを聞いてきたので不思議に思った。
俊はあまり人のことを気にしない性格だった。気にかけない訳ではないが。

「優馬は美憂ちゃんに優しいなって。」

優馬は驚いた。
俊の目にはそんなふうに見えるのだろうか?


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