テキストサイズ

プリンセスを護衛

第36章 長編 大学生の夏はちょっと贅沢?

大地は黙って優馬を見ていた。
このムードが嫌だったのかその場に入ってきたのは俊だった。

「見ろよ。宝探しだって。」

俊が看板を指して言った。

「宝探し?」

優馬が首を傾げた。
その様子を見た係のお姉さんが言った。

「ジパング探偵倶楽部と言って
この本に書いてある暗号を解読してこのハウステンボス内にある宝箱を探す実体験型ロールプレイングゲームです。」

「へえ。面白そう。」

これをやることにしたのは優馬と俊、泉の年上3人組だった。
たまには子供に戻るのも悪くない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ