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プリンセスを護衛

第36章 長編 大学生の夏はちょっと贅沢?

「ん?」

「なんで大地が機嫌が悪かった理由が分かったんだ?」

「まあ、簡単だよ。あの大きい熊見てからだろ?大地の様子がおかしくなったのは。」

「そっか。」

美憂がクスリと笑って言った。

「人間って単純だもんねー。優馬は特に単純だけど…。」

「あのなあ、僕より単純なのはお前じゃないのか?ミュウ。」

また言い合いを始めた二人であった。
ふと俊が言った。

「単純って言い返ると純粋ってことじゃないのか?」

「え?」

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