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プリンセスを護衛

第37章 白い手紙

夏休み明け、優馬は部活に来ていた。
優馬が所属している写真部には美憂の同級生の元気な男子生徒、日向圭太も所属していた。

その日、圭太は部室の棚の整理をしていた。

「偉いな。わざわざ棚の整理をするなんて。」

優馬が言うと圭太は笑って言った。

「こういうところが散らかってるのは少し落ち着かないんです。それに写真用紙が分からなくなったら困りますし。」

優馬は手伝い始めた。

「こういうところをさ整理しててなんか古い手紙が出てきて、それが基で大冒険!なんてよく小説にありがちだよな。」

「そうですよね。面白そうですが。」

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