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プリンセスを護衛

第38章 美憂の涙と優馬の決意

優馬は圭太に呆れていた。
圭太が言っているドラマも漫画も優馬は知っているが所詮は作り話。
圭太は現実世界と作り話の世界を一緒にしているのかと思うとゾッとした。

その時、展望台に女の子が駆けこんできた。

「優馬ーっ!」

駆け込んできたのは美憂だった。

「ミュウ?何でここに?」

美憂はそれには答えず優馬に抱きつくと泣き出した。

「もうっ!何考えてるのよ!バカっ!」

美憂の泣き様を見て心配してくれてたのは分かったがやはり毒舌だ。

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