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プリンセスを護衛

第39章 悲しい真実

美憂は充血した眼をしていた。
泣きはらした目だ。

「ミュウ、どうしたんだ?」

優馬は美憂の後ろいる圭太を見てハッとした。
優馬は圭太に詰め寄った。

「圭太!言うなっていっただろ!」

「優馬さん、」

「何で言ったんだ!」


「待ってよ!」

美憂が叫ぶように言った。
優馬と圭太が一斉に美憂を見た。

「…優馬、こう言っちゃ悪いけど私、圭太くんが言ってくれて良かったと思ってるよ。優馬も言ってたじゃない。その人のためだと思ってやったことが逆に傷つけるって。」

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