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プリンセスを護衛

第45章 優馬の悩み事

「圭太が訪ねに来たわけは分かるよ。」

「え?」

「成瀬が君に行くように頼んだんじゃない?」

「!!!」

優馬はクスッと笑って言った。

「圭太は僕と学部も学年も違うから休みなの知らないだろう?それに圭太と僕の共通の友人って成瀬と大地、それか泉さん、優、ミュウの誰かだし。僕が休みなの知ってるの成瀬だけだ。」

「…なかなかの推理力ですね。」

「子供でも分かるよ。ンなこと。」

優馬は黙り込んだ。
圭太は俯いた。

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