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プリンセスを護衛

第45章 優馬の悩み事

放課後、圭太は差し入れにバタークッキーを持って優馬の家を訪ねた。

「圭太?」

優馬は訪ねてきた圭太をみて目を丸くした。

「どうしたの?」

「お見舞いです。」

優馬は少し笑って言った。

「お見舞いなんていいよ。ただの頭痛だし。」

「そう言うのが一番危ないんですよ!」

優馬は笑いながら頭を抱えた。

「圭太、頼むから声を少し抑えてくれ。響くんだ。」

「すみません…。」

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