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プリンセスを護衛

第47章 文化祭 3年生

「…とは言ったもののどうしよう?」

優馬は数時間後、家でベッドに横になっていた。
最近こればっかりだ。
優馬がため息を吐いた時だった。
いきなり携帯がけたたましい音を立てた。
優馬は文字通り飛び起きディスプレイを確認した。
電話だ。
発信者は「三橋夕人」。
優馬の高校時代のクラスメートで大阪に住んでいる青年だ。

「三橋?」

優馬は首を傾げながら電話に出た。

「もしもし?」

2年の冬休みに大阪へ行った時に会ったきりだから10か月ぶりだった。

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