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「値段が高すぎたのかな？」

優馬は首を傾げた。
そしてひとつ頷くと言った。

「値下げしよう。大体あれは1本70円と言ったところだ。2本で120円、3本で150円ぐらいで売ってみてくれ。僕も午後からシフトが入ってるから。」

「分かりました。」

圭太が言ってしまうと夕人が聞いた。

「後輩さん？」

「そう。日向圭太。ミュウの言語クラスのクラスメートで僕の部活の後輩。」

「ミュウ？ああ、結木…美憂ちゃんか。」

「そう。お前が大阪で絡んだ女の子。」